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10歳の子供は、やがて20歳の青年、50歳の壮年、80歳の老人になります。10歳の時の治療は、10歳のための治療ではありません。より良い青年、壮年、老人になるための治療であるべきなのです。大切なのは、「子供は大人の縮小ではない」ということなのです。人間には、無駄な組織はありません。もちろん、歯も人間が正しく発育するための大事な構成要因です。けれども、その大切な構成要因である歯は、一度削ったり、抜いたりしたら、元には戻りません。人としての一生を考えると、歯を失うことは、その損失ははかりしれません。
そこで、当院では、きれいな歯並びを得るために抜歯をするという損失を考慮し、「床矯正」という方法をお勧めしています。 |
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| 歯科矯正治療は、歯科医師が歯を機械的に移動させる治療だけではありません。口の機能が正しく働くと、歯は正しい位置に自然と並びます。自分も持っている免疫能力で、歯を矯正するバイオセラピー(生物理学的機能療法)が大切です。そのため、当院では、咬む訓練や食生活の改善、発育に悪影響を及ぼす悪い癖の除去などのカウンセリングをおこなっています。 |
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保存の立場の矯正治療では、アゴが小さく歯が並ぶことができないならば、歯を抜くのではなく、萎縮したアゴを拡大して、正しい大きさに戻して、歯の移動をおこなうと考えます。アゴを拡大する装置を「可撤式矯正装置」といいます。
入れ歯を「床」と呼びます。床装置は入れ歯と同じで、簡単に取り外しができます。床装置は、装置に組み込まれたネジを拡げることで、装置が拡がり、その刺激でアゴを拡げたり、歯を動かす装置です。 |
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| 装置の中にスクリューが装着されています。ネジ棒で巻くことでスクリューが移動して装置が拡大されアゴを拡げたり歯を移動します。装置は食べるときと歯を磨くとき意外はずっと入れたままにします。なれない、痛い、体調が悪いといった場合は外す事も出来ます。 |
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人間の顔の発育は、2回あります。1回目は生まれてから6歳までですから、6歳までのお子様の顔は、毎年変化します。そして、小学生の間は、あまり顔つきが変わりません。歯が並ばないお子様は、この時期のアゴの発育が不良たったため、歯が並べないアゴになり、アゴが萎縮してしまったのです。
11歳になる小学校5年生くらいから、顔は再び変化し始め、女の子の場合14歳で発育が終了してしまう子もいます。そのため、6歳までに発育できなかった顔を10歳までに治して、11歳からの発育は自分の力でおこなうことを、当院ではお勧めしています。
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矯正治療は、一生の顔の形に関わる大切な問題です。治療時期は「おかしい」と感じた時期が治療の時期です。放置していたら、発育不足の顔のままです。おかしいと感じたら、様子を見ていないで、早期に治療を開始しましょう。 |
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